丸茂伊一[歌人] ※ページ内のすべての画像はクリックすると見やすくなります。 作家情報・その他 作家プロフィール 短歌結社「ヒムロ」前代表、編集発行人 著書 ・宇宙のはてに/現代短歌社 ・宇宙の果てに/電子書籍 22世紀アート 丸茂伊一の関連作品 「十五年われを見守り来しものか 長押の上の写真の妻は」 「かぐや姫のロマンもいつしか消え果てぬ 月探査衛星いでし時より」 「敗残の兵にはあれど人生の 廃残にはあらずと己れ励ます」 「家裏に住みしと赤彦を語りにき 同年生まれの祖父が折々」 「何思ひ覗きにくるやこの曾孫 われはまだまだ息してゐるぞ」 「かかる日の吾にもありや人探しの 放送に一瞬よぎるものあり」 「万能細胞成らば百歳も叶はむか 無理かと疾うに諦めゐしが」 「エコバッグ鞄にひそめ今日も出づ われも地球に生くる一人と」 「滅びゆく農の証か吾がむらも 土地売るありて家建ちならぶ」 「「日中友好」甦る日を祈りつつ 生きてゆくなり九十四われは」 「「日中友好」掲げて車山のスキー場に 数多招きしも忘れぬひとつ」 「「八ヶ岳農業実践大学校」の 中国生らとの交流ありき」 「「日中友好」掲げて農業実習生らを 受け入れたりき吾が若き日に」 「いつの間に中国は斯くも変りしや 「友好の旅」など重ね来たるに」 「訪中団組みて訪ひしは十余回 今に思へば空しはかなし」 「「日中友好協会」ありし遠き日に 訪中重ねしも今は幻」 「いとふ歌詠むこともなく逝かしめし妻をあはれと思ふときあり」 「夢にいでぬは成仏したる証とぞいよいよ妻は遠くなりたり」 「父に背き米と蚕と牛をやめセルリー作りにひと世かけ来む」 「殺戮の絶ゆることなきこの星も青く見ゆると月よりの使者」 「この青き地球探査を企つる星もあらむか宇宙の果てに」 「夢のごと百年過ぎぬなどと詠む日は来ぬものか世に永らへて」 facebookでシェア Twitterでシェア LINEでシェア