堀米好美[歌人] ※ページ内のすべての画像はクリックすると見やすくなります。 作家情報・その他 作家プロフィール 1936年長野県生まれ 信州大学教育学部卒 県内小中学校勤務、退職後作歌 受賞歴 ・信毎歌壇期間賞 ・短歌大会選者賞 ・現代日本文芸作歌大賞 他、受賞あり 著書/出版社 ・歌集「祈り」「いのち」/現代短歌社 ・電子書籍「いのち」/22世紀アート 堀米好美の関連作品 「「物言はぬ民は滅ぶ」と訴へし 沖縄の媼思ひ歌詠む」 「「記録なし」「調査もなし」のまつりごと わが短歌ならメモ書きも惜し」 「少年の一人来りて仏前に 我と祈りぬ 花咲く春を」 「司法権の独立危きこの朝 清しき里を黄砂が被ふ」 「基地ありて日々悩ましき沖縄に 検査も叶はぬオミクロン株か」 「離り住む子と初めての山仕事 終へて久々手を握りしむ」 「積もりゐし墓地の落葉をひとり掻く 妻は黙して彼岸を前に」 「「母さんの好きな小出毬見頃よ」と 仏間のカーテン開け放ちたり」 「原発の処理水海への放出か 還れぬ人ら眠れる海に」 「九条の歯止め失ふ愚かしさ思ふは今ぞいのち守らむ」 「仏前の祈りに添へむ嬉しきを日に一つはと吾に課する春」 「この朝を竹刀打ち合ふ少年のいのち永久にと祈る八月」 「黙禱の祈りに思ふわが父母の銃後にありし苦難なる日々」 「玉音の放送聴きて仰ぎたる静けき空の彼の日忘れず」 「吾 何を為すべき今か為し得るかいのち燃やさむ背筋なほ立つ」 facebookでシェア Twitterでシェア LINEでシェア