石川温女[俳人] ※ページ内のすべての画像はクリックすると見やすくなります。 石川温女の関連作品 「一瞬の黙に歓声谷もみぢ」 「半日を古文書解きに暮迅し」 「甲板に三々五々や星月夜」 「春暁に馬の背分くる程の雨」 「八甲田見渡す限り花野かな」 「春水に音と光が混じりけり」 「ひとひらの花の重さや西行忌」 「初旅の吉兆と見る紫雲かな」 「夜のかけら拾はぬうちに冬燈」 「新蕎麦の貼り紙に負け入りけり」 「小流れに迅き魚影や水の澄む」 「朝焼やほぐれて細き貝割菜」 「秋の夜の過敏な耳となれる哉」 「あの綺羅に君もなるのか星月夜」 「一病の友と花野を駆けし夢」 「駄菓子屋も古書肆も消えて秋深し」 「大鍋に集ふ町内芋煮会」 「ものの芽や我に危ふき鼓動あり」 facebookでシェア Twitterでシェア LINEでシェア