蒲原幸子[歌人] ※ページ内のすべての画像はクリックすると見やすくなります。 蒲原幸子の関連作品 「それまでに七十五年道のりを体の消耗まさかの道で」 「めざしたるプラチナ婚だそれまでは七十五年は遠き道なり」 「卒寿で思い出の数多々あるよ母を知らない父の情けだ」 「七草のすしで健康維持したる夫もおかわり吾れもおかわり」 「燃え上る炎や煙り身にうけて災難防止と昔のたとえ」 「鬼火たき燃える歓声しきりなり老も若きも子供等さえも」 「おせちにはそれぞれ意味があるものだ未来をつなぐ数の子がある」 「親族で永生きしたる者はなし卒寿までも生きるよろこび」 「市長より受けた表彰なりにしてたっしゃか体操卒寿の春よ」 「朝ドラの空飛ぶ舞ちゃん愉快だね男の世界見るのもいいや」 「今思う当時は施設なかりしに家庭で見るがあたりまえだよ」 「父の家職場の近く朝夕に食事の世話やはいせつさえも」 「父老いて吾にみてくれと頼みしが吾務めの身だけど嬉しかり」 「杖ついてころびし吾をだきおこす知らぬ男性ありがたきかな」 「この頃は人情うすしと言うけれど未だ未だあるよ人の世のなさけ」 facebookでシェア Twitterでシェア LINEでシェア