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前川則夫[文筆家]

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持続する社会、美しい地球のために

作家情報・その他

作家プロフィール
1938年 福井県に生まれる
1961年 京都大学工学部電気工学科卒業
1961年 日本原子力発電株式会社に入社

以来、48年間原子力分野の様々な業務や経営に参画
芝浦工業大学非常勤講師、福井県立大学でゲストスピーカー、げんでんふれあい福井財団理事長など、文化教育関係の活動に参加。

前川則夫の関連書籍

岐路に立つ文明

書籍情報

タイトル
岐路に立つ文明
-子供たちが安心して暮せる低炭素社会の実現をめざして-
出版社
22世紀アート(電子書籍)
価格
660円(税込)
Kindle版は無料
内容
未来世代の悲劇の芽を摘み取るための提言
著者は、エネルギー分野に50年もの長きにわたって従事してきた。
本書には人類が抱える解決困難な3つの問題(食糧、環境、エネルギー)を掲げ、「私たちが生きる」ために、今文明の岐路に立っていることを強く意識しながら、この課題の解決に取り組まねばならいという強い思いが込められている。
これまでの経験を通して得た知見と融合させながら、孫たちの目線で取りまとめている。
抜粋
「米粒には神さんが宿る、この言葉はどこに消えた」

賞味期限の問題がテレビを賑わせている。その中で賞味期限が切れたが、まだまだ食品として安全だし「もったいない」という軽い気持ちで賞味期限を改ざんし、販売しているケースがある。
改ざんすれば、多くの場合会社の存続が危うくなるほど血祭りに上げられる。改ざんするのは良くないことは当たり前だが、事後対策として出てくるのが決まって管理の厳格化の徹底である。
もったいないから何とかしようという話を聞いたことがない。
賞味期限の厳格化の象徴がコンビニやファースト・フード店などで行われている売れ残り商品の機械的廃棄処分である。日本では毎年大量の食品を廃棄している。世界では食糧危機が叫ばれている。これを「もったいない」と思わなくなった日本人が怖くなる。「米粒には神様が宿る」という感謝の気持ちはどこかに消えてしまっている。
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